今朝は、きゃべつ、わかめ、新じゃがいもの味噌汁です。
今日から、七十二候の「梅子黄(梅の実きばむ)」頃です。
梅の実が熟すころです。
カビが生えやすい時期でもあり、「黴雨(ばいう)」と書いたそうです。
今朝も朝から雨が降っています。
カビが生えやすいです。
カビは微生物で、分類すると菌類です。
菌類の殆どは増殖する条件がそろうと、増殖力がすごくて、あっという間に増殖します。
カビ菌が増殖する条件は
湿度が60%になると活動が活発になり、80%で最高になります。
温度が5~35℃で活動します。20~28℃の間がピークです。
栄養は、動物、植物などの有機物全般、銅、鉄、岩、コンクリート、タイルなども!
酸素は、ほんの少しあれば生育できます。
カビ菌の中には、私たちの身体を守る常在菌もあり、正常な菌叢になっていれば
特に害を及ぼしません。
でも、免疫力が非常に低下した時に、体の中で増殖をして症状が現れます。
この典型が「カンジタ症」です。
また、カビ菌がだす毒素が慢性的に蓄積した結果、病気を発症する「マイコトキシン」という毒もあります。
マイコトキシンは、発がん物質も含まれていて、とても危険です。
カビ菌による主な病気は
水虫、肺炎、髄膜炎、アレルギー性の気管支喘息や鼻炎、などがあります。
カビ菌は、正常な健康状態であれば、きちんと免疫力が働いて、症状がでるまでにはなりません。
しかし、現代は、カビ菌による病気が増えています。
カビ菌は、空中のたくさん浮遊していますし、常在菌でもあります。
全てを排除することは、不可能です。
カビ菌を異常に増殖しないような生活環境にしながら、
私たちの心身を整えることが大切です。
これらは、全ての病気を予防することにつながります。
この時期は、急激な気圧の変化、気温、湿度の変化に自律神経がみだれ、免疫力のアンバランス、ホルモンのアンバランスを招きます。
これは、心と脳にも影響を及ぼします。
ご相談下さい。