昭和大学医学部乳腺外科教授、中村清吾医師よると、ガンと遺伝子の関係が明らかになりつつあるなか、乳ガンにも『国民性』があることがわかってきたそうです。
日本人と欧米人では、乳がんの発症年齢の分布が全然違い、欧米人は閉経後に発症する陽性タイプの乳がんが多く、年齢のピークが60代後半。45歳未満は乳がん全体の3~4割ですが、日本人は45歳未満が5割近くに達します。
今、若い世代のガンが増えていると言われています。婦人科系、なかでも乳がんの発症時期が低年齢化しており、若いころからガンを作り出す体になる、と言われているのは、医療現場でがん患者などの食事指導されている、管理栄養士の幕内秀夫氏。
幕内氏は、乳がんにかかった方は『食』に問題が多いと言われ、乳がんと食生活の関係について次のように指摘されています。
乳がん患者に共通した食生活、それは『カタカナ食』。朝はパンとハムエッグにサラダ、コーヒー、ヨーグルト。昼はパスタやピザ・・・。40代以上で7割、20代、30代で8割もの乳がん患者が朝にパンを食べています。
パンが悪いという話ではなく、バター、マーガリン、コーヒーにミルク、サラダにドレッシングやマヨネーズと、無自覚に高脂肪型食生活になっていて、それが、女性ホルモンの過剰を招き、婦人科系の病気を増やしていると言われています。
その上に、女性は「甘いもの」を毎日食べている人が多い!
食事を意識することは、自分を大切にすること、家族を大切に思うことだと、私は思います。すべてはここからはじまるような・・・。
食事のこと考えようって思っている方は、トマトにご相談下さい。