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カテゴリー別アーカイブ: 母乳育児

体を冷やさない

妊婦さんに限らず、体を冷やすことは良くないことは、皆さん、よくわかっています。

実際、生活ではと、言うと、一年中冷蔵庫で冷やした麦茶を飲んでいたり、食事の時に氷の入った飲み物を年中飲んでいる方もいます。

冷蔵庫が普及していない時は夏でも冷たい物は飲んでいません。

安産はまず、体を温めること。

体を冷やす白い物、「お砂糖、小麦、乳製品」を、減らしましょう!毎日、食べていませんか?

トマトクラブでは、こんなお話もします。

食育

美味しい母乳を作る食事はみんなが健康になる食事です。

食べることは生きること=食は命

だから、食育は生涯必要なことなんです。

母乳のための食事ではないことを伝えたい。

食事は生涯にわたって大切な心と体を育み、次世代を育むことです。

 

トマトクラブ4

「母乳育児を成功させるための10カ条」

1、母乳育児推進の方針を文章にして、全ての医療関係職員に通知し、いつでも確認できるようにしましょう。

2、この方針を実施する上で必要な知識と技術を全ての関係職員に習得させましょう。

3、全ての妊婦に母乳で育てるその方法を教えましょう。

4、分娩30分以内に、赤ちゃんに母乳をあげられるようにしましょう。

5、母乳の飲ませ方をお母さんに実地に教えましょう。また、もしお母さんから赤ちゃんを離して収容しなければならない場合にも、お母さんに母乳分泌の維持方法を教えましょう。

6、医学的に必要でない限り、新生児には母乳以外の栄養や水分を与えないようにしましょう。

7、お母さんと赤ちゃんが一緒にいられるように、終日母子同室を実施しましょう。

8、赤ちゃんがほしがるときは、いつでもお母さんが母乳を飲ませてあげられるようにしましょう。

9、母乳で育てている赤ちゃんに、ゴムの乳首やおしゃぶりを与えないようにしましょう。

10、母乳で育てているお母さんのための支援グループ作りを助け、お母さんが退院するときにそれらのグループを紹介しましょう。

これは、1991年、WHOとユニセフが母乳を奨励するために共同宣言したものです。

トマト薬局では、10番目の“母乳で育てているお母さんのための支援グループ” の役割を担いたいと、トマトクラブを開催します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高取保育園3

今、アレルギーを始め、健康面で問題を持った子供たちが増えています。

薬や医療技術は進歩しましたが、肝心のアレルギーなどを、予防する方法、増えている理由など必要な情報が的確に伝わっていません。

妊娠するのは女性ですが、その女性が娘時代に健康な食をしているとは言えないんです。

精子と卵子が受精した瞬間から、細胞分裂は始まり、お母さんになる人の食べた物が、日々へその緒をとうして注がれていきます。しかし、妊娠に気が付くのは、だいたい2か月目くらい、知らないうちにも新しい命はお腹のなかで大きくなっています。しかも、妊娠10週目までに心臓、目、耳、手、足などが作られます。

今風の食事はお腹の赤ちゃんにとって、一番よい食事とはおもえません。そこで、卵や牛乳を食べるように勧められたら、際限なく食べてしまいます。その結果、赤ちゃんがアレルギーになっている。採りすぎなんです。でも、知らないと採りすぎの実感はない。

実感という感性を誰がどこで、伝えきれるだろうかと思います。

今の食生活を作っている大人の責任として、今の食生活のつけを悪循環させないようにしなくてはいけません。

命あるものを家族のためにきれいに作ることが嬉しい、美味しいものができて楽しい。そう感じて実践する人の輪を広げたいですね。

 

高取保育園2

食育は保育園だけではない。

手っ取り早く、でき合いや便利なものに手を伸ばしてしまうお母さんたちに、やる気をおこさせる方法をよほど考えないといけない。

そこで、料理教室を毎月開催している。玄米を炊いて、園児が作った味噌を使い、旬の野菜をマクロビオティックの調理で料理をする。それを初めて食べたお父さんに「玄米ってこんなにおいしいんですか。これなら、うちでも食べたいです。」と、言ってもらえる。食べる時も、正座、100回噛むというう食べ方も一緒にします。

こういうことをしながら、ガンやアレルギーなどを未然に防ぐには和食が一番近道だということを示すことができる。

自分たちが料理して、食べてみて、美味しいと感じる。気持ちよくみんなが生きていく楽しさが、いつのまにか身についていく。

病気になってから治療として始めるより、食べることの出発点からしっかり押さえて、そこが身につけられたら自然だと。

すぐに食べれる状態にした食品が、何時でも簡単に、しかも安価で手に入る現代。便利さと引き換えにしているものの大きさを、示さないと、便利さにまけてしまう。

高取保育園の取り組みは、玄米菜食を通して、「食は命」を実感させ、命を育んでいる。素晴らしい!!!

私も、小さいけどトマト薬局から、「食は命」を発信し続けよう!

 

 

 

 

 

 

高取保育園1

福岡県早良区、市の中心街天神からほど近い街にある高取保育園では、昭和43年の開園当初より無農薬有機栽培の農作物を使用し、玄米菜食の給食を一貫して実施しています。

高取保育園の給食では、1歳児から主食に玄米を食べさせています。おかずは皮つきのごぼうなどが入った具だくさんの味噌汁や、昆布とかつを節でしっかり出汁をとった旬の野菜の煮物、しらすやゴマをまぜた納豆など。化学調味料は一切しようせず、味噌は1年分を園児と一緒に仕込む。同園のモットーは体験、体感させる。「実学的保育」。味噌だけでなく、梅干し、らっきょう、干し柿、たくあん、等の保存食も自分たちで作る。

園児は風邪もあまりひかず、裸足で薄着。それだけでなく、アレルギーなどの症状がよくなっていく。生活体験、実学から入っていく。これを繰り返していけば、子供なりに自分の直観力で、食べ物として何が本物か、嘘、おかしいかは自分のものさしで測れるようになってきます。頭でしか考えないような判断はしてほしくないので、玄米中心の食生活を保育の中心に据えて、ずっとやってきました。と、園長の西先生は言われます。

「食は命なり」。食事は体作りの基盤であり、味覚の形成や人格形成にまで深い影響を与える。つまり、毎日の食生活の積み重ねから作られていく!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トマトクラブ3

高血圧、糖尿病、高脂血症など、いわゆる生活習慣病といわれる病気は成人の病気と思っていませんか?

ところが、子供にも無縁ではありません。2000年、高松市が小学校4年生に行った血液検査で、20%が高脂血症、16%に肝障害があるという恐るべき結果を発表しています。

また、1884年北里大学が交通事故で亡くなった400人の解剖の結果、5歳児の76%、10歳児にいたっては100%に動脈硬化があったと発表しています。

主な食品の摂取量を、昭和30年ころと比べると、乳製品は9倍、肉類が7倍、油脂、卵が5倍に増えたのに比べて、緑黄色野菜、その他の野菜、海藻類は横ばい、または減少しています。

食事に関心をもってもらうことは、家族の健康に繋がり、次世代を担う子供たちに、妊婦さん、赤ちゃん、母乳・・・と命に関心をもってもらうことに繋がります。

 

トマトクラブ2

お母さんの血液がお腹の赤ちゃんを育てています。

お母さんの食べたものが、血液になり、赤ちゃんの栄養になっています。

お母さんが、コンビニのお弁当やラーメンなどのインスタント、ケーキなど砂糖だらけのお菓子ばかり食べていると、ドロドロ血液、必要な栄養素の不足などお母さんの健康にも問題ですが、赤ちゃんには必要な栄養素がとれず、正常な発育ができにくくなります。

たとえば、葉酸。

葉酸は胎児の細胞の正常な分化と発達に必要です。妊娠3~4週目は神経や脳が作られる時期で、この時に葉酸が不足すると脊椎や脳に異常を生じる恐れがあります。

妊娠3~4週目は妊娠に気が付かない時期でもあり、妊娠する可能性のある女性は意識的にとることが大切です。

アメリカでは、若い女性に葉酸摂取が推奨されています。そのために胎児神経障害の発生は、この10年間で約1/10に減少しました。

しかし、日本では、葉酸摂取の重要性が理解されていなかったために、その発生率は増加しています。

 

 

トマトクラブ

第1回トマトクラブを9月22日に開きます。

母乳はお母さんの血液が白い乳にかわったものです。
お母さんが食べたものが母乳になっています。勿論、出産前のお腹にいるときもお母さんの食べたものが血液となって赤ちゃんの体に入っていきます。
だから、母乳にも味があって、お肉などの動物性の脂があるとドロドロして美味しくない味になるようです。

お米や野菜は美味しい母乳で赤ちゃんの好きな味です。

赤ちゃんは味がよくわかるようで、美味しくないときは、泣いたり、飲むのが続かなかったりと合図を送っています。

私は二人の子供がいますが、二人とも、人工乳で育てました。
今から思えば、洋食が多い生活で、料理は好きでしたが、添加物、農薬などには無頓着でした。

きっと、美味しくなかったんだと思います。息子は見向きもしなかったなぁ。合図を送ってくれたのに、食事が悪いって思いもしなかった。

二人とも、特別大きな病気をせずに元気に育ちましたが、母乳のことを知っていたらなぁって思います。

Toshiko〓Okanuma