今朝は、とうふ、小松菜、わかめの味噌汁です。
今朝は、豆腐を手で崩して、崩し豆腐の味噌汁です。
崩し豆腐にすると、豆腐も味噌汁もさらに美味しくなります♪
私は、昨日は、本町でオープンする『学びサロン“MIZEN”』の料理教室に参加してきました。
友人が“岡沼はMIZENのコンセプトにピッタリはまっていると思ったから”と、急遽、主催者の方にお願いをしてくれて、プレオープンのマクロビオティック(正食)の料理教室に参加しました。
生食を知ったのは、十年くらい前で、その頃から生食協会が発行されている月刊誌の“むすび”の愛読者です。
でも、料理教室には一度も参加したことがありませんでした。
昨日、作った料理で私が、これぞ“生食”と思ったのが、“きんぴらごぼう”でした。
生食は一物全体食なので、ごぼうも人参も皮は剥きません。
さらに、ごぼうは水に曝したりしません。
まず、温めた鍋に、胡麻油をいれて、マッチ棒くらいに切ったごぼうを入れて炒めます。
その時に、梅酢を少し入れます。
ごぼう全体にごま油がいき渡ったら、弱火にして蒸し煮にします。
蒸し煮にしている間に、ごぼうの香りがどんどん変わってきます。
その香りで、ごぼうのあくが抜けたかどうかを判断して、人参と少しのお水を入れて、
さらにコトコトと炊いて、お醤油だけで味付けをして、水分がなくなるまで煮て出来上がりです。
こんなにごぼうの香りが変化していくことに驚きました。
始めは、土のついたごぼうのような匂いが強いのですが、蒸し煮が進んでくると、
甘い匂いが勝ってきて、土の匂いはなくなってきました。
生食では、“火”を使って“コトコト”炊くことも大切にします。
この時間も、作物や自然への感謝に繋がります。
また、“コトコト”炊くことで、エネルギーがプラスされ、生命力のある料理へと変化をします。
生食は、野菜はなるべく無農薬や有機栽培の物を使って、身体にも環境にも優しい物を選びます。
さらに、調味料も、伝統的な製法で作られているもので、化学調味料や保存料などが入った物は使いません。
また、砂糖も使いません。
出来上がったきんぴらごぼうは、お醤油だけで味をつけているとは思えない程、甘くて、また、香りもよくて美味しかったです。
時短がもてはやされる現代ですが、時々、時間を作って、“コトコト”炊いてみてください。
農薬や化学肥料を使っている野菜と、無農薬や自然栽培の野菜の違いがわかったりします。
また、伝統的な製法で作られて調味料の味わい深さもわかります。
生食で作る、味噌汁とごはんときんぴらごぼうが並ぶ食卓は、見た目は質素ですが、
素材や調味料に内在しているエネルギー、そしてコトコト炊く火などがもつエネルギー量が、
とても高いので、身体の芯(腹の虫)から、“美味しい”が聞こえてきます。
そして、心身が変わってくるのがわかります。
MIZENでのマクビオティックの料理教室は、とても楽しくて有意義な時間でした。
MIZENのこれからの様々な学びのイベントが楽しみです。
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