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現代型栄養失調!!

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私がこの言葉を知ったのは、確か十数年前に出版された、幕内秀夫氏の「粗食のすすめ」です。
私は、何度もこの本を読み返していますが、現代食への警鐘は、色あせていないなぁって感じます。
つまり、現代食は、ちっとも変わっていないってこと(>_<“)
現代型栄養失調の一つに、ミネラル不足を指摘しています。
ミネラルでも、微量ミネラルや超微量ミネラルの不足。
私たちの体にあるミネラルの0.1%しか必要のない微量ミネラルは、これがなければ、病気になってしまう。
しかも、この微量ミネラルは、摂りすぎると過剰症になってしまう!!
例えば、微量ミネラルの亜鉛不足は、子供では、成長障害や鉄欠乏性貧血。大人では、味覚障害、皮膚炎、口内炎、免疫力の低下、骨粗鬆症やインポテンツなどなど!
興味深い亜鉛不足の実験があります。
デトロイトのウェイン・ステイト大学教授、プラサド医学博士が、51才から65才までの5人の健康な男性に、完全な食事管理を行って、1日わずか1mgの亜鉛不足の食事を6ヶ月間続け、性能力に与える影響を調べました。
亜鉛の必要量は1日8~10mgと言われているので、1mgというのは、影響があるとは考えられない微量です。
ところが、結果は、
5人中4人の精子数が減少し、
5人中5人がテストステロン(男性ホルモン)量が低下しました。
しかも、精子数が減少した4人のうち、3人は、不妊点を下回る激減ぶりを示しました!
そこで、正常な食事に戻し、さらに、1日30mgの亜鉛を補った結果、5人が正常な数値に戻るのに、16週~20週もかかったそうです!
僅な不足が半年続いただけなのに、症状が出て、さらに、正常値に戻すのには、必要量の3倍の量を摂りながら、半年はかかるということ!
亜鉛に限らず、他の微量ミネラルも、摂り過ぎと不足のどちらでも、生じる疾患があり、すべてのミネラルも栄養素も、多すぎても少なすぎてもいけません!
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Toshiko