2月1日(土)に、生食協会主催の食育フォーラムに行ってきました!
「子供に身につけてほしい“良い食習慣と生きる力”」と題して、福岡にある、高取保育園園長、西福江先生の講演を聴いて着ました!
高取保育園のことは、このブログで、ご紹介をしています。それほど、共感して、感銘したので、是非、直接、西園長先生のお話を聴ききしたいと思っていました。
西園長先生は85歳という年齢を感じさせない、明瞭な言葉としっかりした信念、そして、深い愛情を感じました。
西園長先生は、食べ物は体の健康状態だけではなく、心そのものまでも変えてしまうと言われます。きちんと落ち着いた子供が育つためには、食がおかしくなっていては不可能と言われています。一食一食の積み重ねが一生を決める!!!
40年近く、無農薬有機栽培の農作物を使用して、玄米和食の給食を一貫して実施されている言葉には、説得力があります。
沢山のエピソードがあるのですが、一番、驚かされたというか、なるほどって腑におちたことがあります。
20人くらいの子供を、おもちゃを置いて一部屋に入れると、取り合いがおこります。理屈がわかる年齢になると「これを貸してね」と、商談が成立して、取り合いがおこらなくなります。その年齢はいくつだと思われますか?と、尋ねられました?
私は、4歳から5歳かなって思ったのですが、なんと、ゼロ歳から玄米和食を食べている子ども達は、1歳児の噛みつきがないそうです!!!!!
この話を聴きながら、奈良時代以降、16歳で元服。この精神性を培ったのは、質素な玄米和食だったからかもしれません。
食=命を。食事の重要性を、もっともっと伝えていかなくては!という使命感を感じた一日でした。