10日(日)は、バイオリンクの研修会で、テーマは『胃・腸』
腸内細菌は、神経伝達物質、ビタミン類を作るし、免疫系に影響をおよぼすし、大腸がん、肝臓がんや肥満も腸内細菌が係っていることが解ってきている。
この腸内細菌を殺してしまうのが、薬の抗生物質。抗生物質を服用すると、下痢や便秘になった経験がありませんか?
前置きがながくなってしまったけど、日本国内で使用されている抗生物質量(2012年)を聞いてビックリ!
ヒト医療用517t、家畜医療用727t、家畜飼料添加物175t、水産182t、ペット医療1t、農薬91t!
家畜用、水産、農薬を合わせると、1000t以上になる!
家畜は、養鶏、養豚の順に多く使われている。農作物は、桃、梅、かんきつ類、リンゴ、イチゴ、すいか、梨、メロン、キウイと一般的な果物に、白菜、キャベツ、レタス、トマト、きゅうり、人参、ピーマン、なす、大根、じゃがいも、たまねぎ、ふき、にら、ニンニク、しょうが、じゃがいも、稲と、これも一般的な野菜。
腸内細菌は、善玉菌(有益菌)、悪玉菌(有害菌)と日和見菌のバランスで、私たちの健康を保っています。このバランスを、腸内フローラといいます。
日和見菌は、有害とも有益ともいえない菌で、病原性は低いのですが、免疫力が低下した時や、有益菌が少なくなった時、つまり腸内フローラが乱れた時に、原因菌となって感染を引き起こす菌です。
私たちは食べ物から、毎日のように抗生物質を食べています。それは、腸内細菌を少しずつ壊してしまう食品を食べていること。でも、今、日常生活で、これらを避けて食物を選ぶことは、まず不可能です。
バイオリンクは、有益菌が増える材料を備えています。また、ストレスや疲労からくる抵抗力の低下を防ぐことで、日和見菌や有害菌が優勢になるのを防ぎます。
やっぱり、バイオリンクは止められない!