<マグロ>食べるときはご注意を あなたの体にも水銀がたまっている!?
毎日キレイ 4月26日(金)13時30分配信
日本人は、世界中の本マグロの80%を消費するくらい、マグロが大好きな民族です。
本マグロは、口を開けたまま最大時速150キロで泳ぎ、エラを通過する水から酸素を取り入れて呼吸しているため、泳ぐのをやめると死んでしまうといわれています。
そんな過酷な運動を支える筋肉には、良質なたんぱく質、タウリン、鉄分、そしてDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。
特にDHAとEPAは“血液サラサラ効果”や“体のサビつき予防効果”があり、心筋梗塞(こうそく)やアルツハイマー病の予防にも最適です。
ところが、本マグロのトロの部分には「メチル水銀」が多く含まれていることがわかってきました。
メチル水銀が人間の体内にたまるとどんなことが起きるのでしょうか。
ひどい場合ですと水俣病が有名ですが、免疫力の低下、慢性疲労、慢性頭痛、心筋梗塞などの原因にもなり、EPAやDHAとはまったく逆に細胞をサビつかせることがわかっています。そして、不妊の原因にもなります。
このため、「妊娠の可能性のある若い女性は、1週間に80グラム以上の本マグロは食べてはいけない」と発表されています。80グラムというと、マグロの握り寿司をわずか5~6個分です。
残念ながら、日本人は欧米人に比べて10倍以上のメチル水銀が体にたまっています。
そうなんですね~。私たちは公害レベルではないけれども、毎日の生活から微量の有害物質を摂取しています。
メチル水銀は胎盤を通じて胎児への影響(特に脳)が危惧されていて、平成15年、平成17年の2回にわたり厚生労働省は妊婦に対して「水銀を含有する魚介類の摂取に関する注意事項」を公表して、注意を呼び掛けています。
有害物質は体に蓄積して、何十年とかかって、健康被害をおこします。特に胎児や、育ちざかりの子供は感受性がつよいので、影響を受けやすいです。
魚は体に良い栄養素もたくさんあります。また、魚を食べる食文化も大切にしたい。
だから、食べないようにするのではなく、体に入ってきた微量の有害物質を早く、体外へ出すことをおすすめします!
トマト薬局はバイオリンクをおすすめしています。水銀だけでなく、鉛やダイオキシン類なども・・・・ご相談くださいね。