今朝は、あさりの味噌汁です。
昼過ぎから、少し寒くなってきました!
今日、5月1日は、立春から数えて八十八夜にあたります。
八十八夜も雑節の一つで、遅霜の心配がなくなる頃だそうで、
“八十八夜の別れ霜”という言葉があるそうです。
5月5日には、立夏を迎え、いよいよ、夏を迎えます!
とは言え、まだまだ春のなごり。
陰陽五行で、春は、肝・胆のう系が働きます。
肝・胆のう系の働きを助ける味が“酸味”です。
様々な柑橘類が出回っています。
酸っぱいものが大好きな方は、肝・胆のう系に疲れがあります(*_*)
かんきつ類の食べ過ぎや酢の物の摂り過ぎは、胃粘膜を弱らせます。
酢に、卵の殻を入れておくと、殻は溶けてしまいます(*_*)
肝・胆のう系の働きを助ける“酸味”は、味噌や醤油や梅干しや漬物などの醗酵の酸味です。
味噌も醸造期間が長くなると酸味が出てきます。
天然酵母のパンも酸味があるし、古漬けは酸っぱいし、清酒も2年、3年経つと酢になります。
肉や魚を食べる時に、レモンやスダチなどを使うのは、たんぱく質の消化吸収を助けるためです。
日本には四季があり、海に囲まれているので多湿。
そのために、脾胃が弱り易い。
だから、脾胃を助ける穀類を中心にした菜食だった。
だからこそ、発酵食品を適度に摂り、適塩で、腎・膀胱系の働きを助けて、体内に溜まり易い水分を体外に出していました。
朝、一杯の味噌汁や梅干しは、肝・胆のう系の働きを助けて、朝(スタート)の不調を正す働きがあります♪
梅醤番茶なども、この土地に暮らす日本人には、スームージーよりもお勧めです♪
今朝の味噌は、府中市にある金光味噌さんの『有機玄米みそ』で、醗酵を止めるための加熱や薬品を使っていないので、赤みその様な黒色になっていますが、
味噌や醤油は“赤”色。
赤色は、心・小腸系の働きを助けます!
夏は、心小腸系が働く季節ですし、一日で日中は心小腸系が働く時。
朝の味噌汁や梅干しは、理に叶っています。
その土地に根付いた伝統的な食事を、ひも解いていくと、自ずと、健康に過ごせる叡智(好循環)があります(^_^)v
あ~有難いなぁ~。
魂も喜びます♪
さぁ、今日も、バイオリンクと味噌汁でにこにこで過ごします\(^o^)/