今朝は、レンズ豆のスープです。
出汁をとろうと思ったら、鰹節がなくなっていました。
ということで、レンズ豆のスープに。
初めてレンズ豆のスープを食べたのは、12月の寒い夜の屋台でした。
とても美味しくて、今でも美味しさと風景を覚えているくらいです(^_^;)
クミンという香辛料に出会ったのもこの時でした。
“豆は身体によいので積極的に摂りましょう”と言われています。
日本は、豆(大豆)を味噌や醤油にして調味料として摂っています。
だから、意識をしなくても豆を摂る生活が出来ています。
素晴らしい!!
大豆そのものは、非常に消化し難く、植物毒も多く含んでいるので、
大豆、そのものを積極的に食べることは、決して身体によいとはいえません。
(アレルゲンになる所以です)
そこで、先人たちは、大豆を微生物の力をかりて発酵することで、
ヒトが消化しやい栄養素に変え、植物毒も無毒化して、栄養素を多様化しました。
それが、味噌や醤油です。
毎日味噌汁を食べることは、毎日豆を摂っていることになります。
やはり、伝統的な和食は非常に優れていて、病気を防ぐ食事ですね。
(考えてみたら、子孫が病気になるような食事を伝えたりしませんよね!)
味噌汁を食べない朝に、あらためて味噌や醤油の素晴らしさを確信しています(^_^;)
伝統的な製法で作られた味噌や醤油を使って、家庭で調理することは、
日本人の伝統的な食事のスタイル、ご飯を主食とした一汁一菜は、質素に見えますが、
非常に豊富で優れた栄養素を摂ることができます。
現代は、様々なストレスに囲まれていて、ストレスを避けることは出来ません。
ならば、そのストレスの中で健康で幸せに暮らすことを考えると、
バイオリンクと味噌汁とご飯を食事の中心に据える食事は、質素ですが、
非常に優れた栄養素が摂れて、ストレスに対するリジリエンスを高める食事です。
是非、召上ってください。