今日から二十四節氣の“霜降(そうこう)”に入ります。
露が陰の氣に結ばれて、霜となって降りる頃です。
秋も晩秋に入ってきました。
朝晩の冷え込みが厳しくなって、風も“木枯らし”に!
もみじや蔦が紅葉して、いよいよ冬の到来が感じられる頃です。
今日は雨の朝でした。
朝は、雨でしたが意外に暖かく感じましたが、雨が止んで曇天の午後は寒くなっています。
秋冬は、陰の氣が強く、空気中の酸素量が減ってきます。
呼吸を意識して、深い呼吸を心がけましょう。
ここで質問、ひとりが1年間に必要な酸素は何本の木が必要でしょうか?
樹木は、二酸化炭素と根から吸い上げた水と日光で光合成をして、結果として酸素をだします。
森林の働きの一つは、空気をきれいすることです。
二酸化炭素を酸素に変える作用は樹木の種類や樹齢、生育する場所、季節によって違うので一概に言えなのですが、例えとして、樹齢30年の直径25センチ、高さ20メートルの杉の木だと、
ひとりが1年間に必要な酸素は14本も必要になります。
ヒトは、呼吸が出来なくなると、数分で死んでしまいます。
だから、森林もとても大切な場所ですが、日本だけでなく、地球上で減少しています。
それは、私達ヒトが便利で快適な生活を求め過ぎた結果です。
森林からは酸素だけでなく、もっと多くの恩恵を受けています。
私たちにとってもかけがえのない財産です。
だから、この恩恵を我々の子孫に引き継いでいかなければいけません。
熊本県小国町でTAO塾をされている波多野毅先生は、
これからは“原始力”を使おうといわれています。
私は先日インスタグラムで“経木(きょうぎ)”を見つけました。
私が子供のころは、食品を包むのに使われていたように思います。
身近に使われていたんですね。
私も、出来ることから“原始力”を使っていこうと思っています。
早々にインターネットで経木を買いました。
まだまだ使いこなせていませんが、
父が今年も畑で栽培したさつまいもを送ってくれたので、さつまいも餡を作ってさつまいも饅頭をつくりました。
いつもは、オーブンペーパーを使うのですが、今日は経木を使ってみました。
これからは、落としぶた代わりに、敷き紙の代わりに、おにぎりを包んだりなどなど、
いろいろ使っていこうと思っています。