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今朝も味噌汁を食べて行ってきます!

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今朝は、ほうれん草と巻き海苔の味噌汁です。

“香害”ってご存知ですか?
香害とは、柔軟剤、消臭スプレー、制汗剤、芳香剤、合成洗剤などの強い香りを伴う製品による健康被害のこと。体臭は含まれない。
2013年に国民生活センターが「柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供」を発表し、柔軟剤による体調不良の相談が、2012年に急増していることを明らかにしました。
調べると健康を害する人が急増していました。
被害者は、“ぜん息”“香料アレルギー”などの病気に苦しむのですが、そのうち最も深刻なのが
“化学物質過敏症(CS)”です。
化学物質過敏症は、普通の人が何も感じないほどの微量の化学物質でも体内に取り込むと、全身に多様な症状がでる病気で、香りのない化学物質でも発症します。頭痛、吐き気、咳、眼がチカチカする、筋肉痛、皮膚のかゆみ、下痢などのほか、思考力の低下、うつ状態になったりする方もいます。
『香害』を著したジャーナリストの岡田幹治さんは、香害の特に怖い点を、非常に少ない量でも健康被害につながることだと言われています。
食品添加物や残留農薬の規制は、ppm(100万分の1)の単位ですが、化学物質アレルギーは、
その1000分の1ppb(10億分の1)かそれ以下で影響がでます。
こうした微量による作用は現在、安全性の評価が行われていないそうです。
また、今は一部の人の病気と思われている化学物質過敏症も、20年~30年後にはたくさんの人が発症している可能性があると言われています。
香料の中には、アレルギーや喘息を誘発・悪化させるものや発がん性のある危険なものもありますが、政府が安全性の評価をせず、業界の自主規制に任せています。
その上、香料には4000種類もの成分があり、商品によっては、複数、何十種類も混合して使用しても表示は「香料」と表示するだけでよいことになっています。
さらに香料を長持ちさせる溶剤なども含み、『揮発性の有機化合物』になっています。
2002年に化学物質過敏症の専門外来を開設した独立行政法人国立病院機構盛岡病院の水城まさみ先生は、2012年から受診患者さんの増加が目立つようになり、その後も増加傾向が続いていると言われています。
特にここ1年では、今まで多かったシックハウス症候群に代わって、初診の患者さんの5人に1人が香害が原因だそうです。
水城先生は、香害で化学物質過敏症を発症した患者さんの多くは、ある日突然発症したと話されると言われています。
つまり、化学物質過敏症は誰にでも発症する危険性があるということです。
『香害』の認知度を高めて、人が多く集まる公共の場には、強い香料の使用を控えるなどの啓蒙活動を推進し、『化学物質過敏症にやさしい環境は全ての人にやさしい』と呼びかけましょう。
私が、『香害』を意識したのは、ここ1、2年、お店に来られた方が帰られた後、香料の匂いが暫く残っていることです。
滞在時間がわずか5分以下でも。
その香りも殆どが同じ匂い。
気分が悪くなるようなことはないのですが、頭の上の方に残るような匂いです(笑)
『香害』のことを調べて思ったのですが、現代は食べる物から匂い、大気汚染などなど様々な複合汚染の中で生活をしていると、あらためて実感しました。
とにかく、身体に入ってきた毒物を早く出すことが大切です!