今晩は冷え込んでいる大阪です。
年末年始は寒波が到来するらしく、いよいよインフエンザが流行する条件が揃ってきました。
インフルエンザなどの感染症には、免疫力を整えておく、高めておくことが大切なんですが、この免疫力を乱す、弱めることの一つに、「食べ過ぎ」があります。
私たちは消化に、相当なエネルギーを使います。また、免疫の中心の白血球は、体の掃除が主な仕事です。体に溜まった、余分な脂肪、タンパク質、糖分、代謝産物(死んだ細胞、解毒しきれない汚れ)などを、日々、処理しています。
だから、処理するものが多いとウイルス退治が手薄になってしまいます。
インフルエンザウイルスは、1日で100万倍のペースで増えていきます。
免疫力が正常だと、体の中に侵入する前に、粘膜の段階で白血球が処理をしてくれます。また、体に侵入してきても、素早く抗体をつくりウイルスを退治します。
勿論、死んだウイルス、ウイルスに感染した細胞をかたずけるのも白血球です。
だから、常に満腹に食べていると、免疫力の低下を招きます。
さらに、砂糖の摂り過ぎは免疫力を低下させます。
この時期はクリスマス、忘年会、新年会などで、お酒や肉やケーキやアイスクリームなど食べる機会も多いし、つい、食べ過ぎてしまいます。また、寝不足や寒さなどで、さらに免疫力は低下しやすい状態です。
ぞくぞくって寒気、喉が痛みがでてきたら、ウイルスが体に侵入してきたと考えて、ウイルスを増やさない養生をしましょう。
トマト薬局では、1週間に1本~2本のバイオリンク503をお勧めしています。
寒気や喉が痛くなってから、飲むのも一つの方法ですが、やはり、免疫力が低下しやすい時期。先手、先手が元気にこの時期を過ごす養生です。そして、それが、未病を防ぐ養生です。