今朝は人参のポタージュです。
今日の人参は、大地といのちの会 代表の吉田俊道さんが作られている人参です。
吉田さんは、佐世保市で無農薬の野菜作りを通じて、食は命、私たちの体は食べた物が作っていることを実感され、有機農業の傍ら、生ゴミリサイクル元気野菜作り、食育などの講演、普及活動をされています。
私が初めて吉田さんの講演を聴いたのは、4年くらい前ですが、その時に吉田さんが「無農薬野菜って虫に食べられるから、良い野菜って思っていませんか?」言われたことです。
農薬、化学肥料を使う慣行栽培の野菜は“虫も食わない農薬野菜”、無農薬だけど、虫に食われている野菜は“虫に食われる半健康野菜”、無農薬だけど虫に食われていない野菜は、“虫に食われない元気野菜”!!!
吉田さんが、無農薬野菜作りを始めたころ、とにかく毎日、毎日虫との戦いだったそうです。そんな日々が続いたころ、同じ畑で、同じ種を同じ時期に植えたのに、ある場所だけ、虫が着かない場所があることに気づいたそうです。そこの野菜は虫が食べない!
無農薬の野菜は虫との戦いが大変とか、無農薬の野菜は虫に食べられて当然って考えは違うことを知ったそうです。
では、虫がつくのと、つかない違いは?と観察すると、虫が付かない野菜の畑の土は、フカフカで軟らかく、温かい!
フカフカで、温かい土を作っているのは、微生物だったんです。こんなフカフカで温かい土1gには10億以上の微生物がいるそうです!土は微生物の塊だったんです!
微生物が草や堆肥を分解して、野菜にミネラルや有機物を与え、生命力の強い元気野菜を作ってくれんです!
農薬を使う畑は、固くて冷たい土で、微生物がほとんどいません!生命力がない!
今、私たちは生命力のない、または、生命力の弱い野菜を毎日、毎日食べているんですね。病気になる理由がわかります!!!
やっぱり、バイオリンクは止められない!
今日は人参が美味しいので、玉ねぎを使わず、人参と海の精だけ。とろみが欲しかったので、お米を少し使いました。