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手間をかける。

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先日、お客様4人でわいわいお喋りをしていた時に、お客様が「家のごはんって、同じものを何回も作るのに飽きないけど、お惣菜や外食は飽きてくるよね。これって不思議よね」って言われました。

何故なんだろう?

おととい(6月29日)の朝日新聞の朝刊の“ひと”の欄に、国立循環器病センターの調理師長の竹田博之さんの記事が出ていました。国立循環器病センターでは、患者さんが「おいしくて、退院したくなくなる」と言うほど美味しい病院食で、その評判が広がり、昨年出版した、病院食のレシピ本は25万部をこえる大ヒットになるほどです。

病院食の一食の塩分量は2g未満!それでも美味しい・・・それには、材料を切る際は機械を使うのを止め、手作業に。そして、切り方も料亭と同じ。手を込めた分だけ、美味しさは患者さんに伝わると、竹田さんは胸を張って言われています!

これだ!家で作る食事が飽きないのは!!!

“手間をかける”、手間は相手には見えないもの。手間は時間と愛情。掛け替えのないもの、だから、格別なものになるんだろうな。伝わるんだろうな。

手間が伝わる人になりたいなぁ。だから、私は手間を惜しまず、手間をかけます!