今朝は、じゃがいも、素のり、寒天の味噌汁です。
春は、冬の間、身体に溜めていた脂を血液中に排出して、体外に出す季節です。
気温が高くなる春から夏仕様の身体にするためです。
現代の食事の欧米化は、食事自体に脂(油)が多いので、さらに脂は増えます。
血液を浄化するために、ミネラルやビタミンなどの微量栄養素が必要になってきますが、
現代は、食品自体の栄養価の低下や精製した食品や合成品を多く摂っているので、
必要量が絶対的に足りていません。
これが、新型栄養失調といわれる、三大栄養素(タンパク質、脂肪、炭水化物)は摂れているのに、
微量栄養素が不足して、三大栄養素が働けていない状態です。
疲れやすい・氣分にムラがある・氣力が続かない・氣力がわかない・肩や腰など慢性の痛みがある・
午前中が苦手・直ぐに喉が痛くなる・風邪をひきやすい・微熱がある・何をしても楽しくないなどの不定愁訴が現れます。
肉や乳製品、卵、砂糖などの単純糖を控えて、ご飯、野菜、海藻、豆、小魚を中心にした和食に切り替えましょう。
和食は、植物性のタンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなど、
現代の欧米化の食事に不足している栄養素が豊富に含まれています。
先日紹介した「子どもに食べさせたいすこやかご飯」おかあさんの輪著にあるレシピには、
肉、卵、乳製品は使われていません。
このブログで何回もご紹介した福岡県にある高取保育園でも、肉、卵、乳製品は使われません。(ドキュメンタリー映画『いただきます~みそをつくる子どもたち~』に登場する保育園)
春は、身体に溜めた脂を血液中に排出する季節です。
ダイオキシン類などの毒物の多くは、脂肪に溜め込まれているので、脂が溶け出ることは、
毒物も排出する解毒の季節です。
折角の解毒の季節なのに、肝心な微量栄養素不足では、解毒もできません。
“日々のごはんは身体そのもの”“食べたものがわたしになる”
食は命です。
まずは、バイオリンクと味噌汁からはじめてみて下さい。